instrumentation.js
instrumentation.js|ts
ファイルは、モニタリングとロギングのツールをアプリケーションに統合するために使われます。
これにより、アプリケーションのパフォーマンスとふるまいを追跡し、運用環境での問題をデバッグできます。
使用するには、このファイルをアプリケーションの ルート に置くか、src
フォルダを使用している場合はその中に置きます。
設定オプション
Instrumentation は現在実験的な機能です。
instrumentation
ファイルを使用するには、next.config.js
で experimental.instrumentationHook = true;
を定義して、明示的にオプトインする必要があります:
next.config.js
module.exports = {
experimental: {
instrumentationHook: true,
},
}
エクスポート
register
(必須)
このファイルは、新しい Next.js サーバーインスタンスが開始されたときに 一度だけ 呼び出される register
関数をエクスポートします。
register
関数は非同期関数にすることができます。
instrumentation.ts
import { registerOTel } from '@vercel/otel'
export function register() {
registerOTel('next-app')
}
バージョン履歴
Version | Changes |
---|---|
v14.0.4 | Turbopack が instrumentation をサポートしました。 |
v13.2.0 | instrumentation が実験的機能として導入されました。 |