default.js
default.js ファイルは、Next.jsが全ページロード後、スロットのアクティブな状態を復元できない場合、Parallel Routes内でフォールバックをレンダリングするために使用されます。
ソフトナビゲーション中に、Next.jsは各スロットのアクティブなstate（サブページ）を追跡します。しかし、ハードナビゲーション（全ページロード）では、Next.jsはアクティブな状態を復元できません。この場合、現在のURLとマッチしないサブページに対してdefault.jsファイルがレンダリングされます。
以下のフォルダー構造を考えてみましょう。 @team スロットは settings ページを持っていますが、@analytics は持っていません。
/dashboard/settings に移動すると、 @team スロットは settings ページをレンダリングし、 @analytics スロットの現在アクティブなページを保持します。
リフレッシュすると、Next.jsは @analytics の default.js をレンダリングします。 default.js が存在しない場合は、代わりに 404 がレンダリングされます。
さらに children は暗黙のスロットであるため、親ページのアクティブな状態をNext.jsが復元できない場合、children のフォールバックをレンダリングするために default.js ファイルを作成する必要があります。
Props
params（任意）
Route Segmentからスロットのサブページまでの 動的ルートパラメータ を含むオブジェクトです。例:
| 例 | URL | params |
|---|---|---|
app/@sidebar/[artist]/default.js | /zack | { artist: 'zack' } |
app/@sidebar/[artist]/[album]/default.js | /zack/next | { artist: 'zack', album: 'next' } |